消防職員紹介インタビュー

倉吉消防署 警防係 湖山健太郎 【平成18年度採用】

消防職員を目指したきっかけは?

中部に残って仕事がしたいと思っていたことと、もともと体を動かすのが好きで消防士という職業が自分に合っていると思い、消防士を目指しました。

仕事のやりがい

助けを求めている人の力になれることにやりがいを感じます。

お礼の手紙をいただくことも多く、この仕事をしていてよかったなと感じます。

嬉しかったこと、印象に残っている出来事など

心肺停止になった方が社会復帰されたことが印象に残っています。自分が携わって、いつもの生活を取り戻されたと聞いたときはとても嬉しかったです。

また、去年まで県の航空隊として活動していた時に、台風で孤立してしまった集落の救助を行いました。

救助した方の笑顔をみることができた時は、救助することができて本当によかったと思いました。

仕事をする上で大切にしていることや心がけていること

「考える」ことを大切にしています。判断を誤れば、傷病者、自分、隊員の命を傷つける可能性があります。しかし、ゆっくり迷っている暇はありません。迅速に安全に確実に判断するために、常に考えるということを大切にしています。

日頃から観察→判断→処置→評価のサイクルを意識して、次に繋げるようにしています。

これからの目標

他機関とのつながりを大切にし、消防だけではできないような大きな事業を少しずつ進めていきたいです。業務を円滑に進めるためにも、他機関との関わりを大切にしていきたいです。

職場の雰囲気、働きやすさ

衣食住を共にするので和気あいあいとした雰囲気で仲良く過ごしていますが、出動や訓練のときは切り替えて緊張感を持って活動しています。

いろんなことを勉強できる環境があることや、非番週休と呼ばれる勤務体制で24時間勤務して2日休みがあるので、自分の好きなことに時間をかけることができるのは良いところだと思います。

消防士を目指す人へメッセージ

目標をもって、努力することを大切にしてほしいです。

消防の仕事は火消し以外にも幅広くあります。その中で自分のやりたいことを明確にし、最後まで諦めないでやる気をもって頑張ってください!

 

 

 

西倉吉消防署 予防・救急係 堀井凌平 【平成30年度採用】

消防職員を目指したきっかけは?

もともと人の役に立つ仕事に就きたいと考えていました。小さい頃に入院した経験などから特に医療関係に興味があり、調べていくうちに救命士の存在を知りました。実際の活動を見て、病院で働くより、一番に最初に病院に取り次ぐ活動が自分に合っているし、やりたいと思い、消防士を目指しました。

仕事のやりがい

心停止で119番通報があり、自分が救急処置をして病院に取り次いだ方がその後、社会復帰されたと聞いた時にすごくやりがいを感じました。日頃から救急などの件数が増えてきていることなどもあって、自分の助けを必要とされていると強く感じます。

仕事をする上で大切にしていること、心がけていること

傷病者やその家族の方など不安を感じている方に優しく声掛けをするようにして、少しでも落ち着いてもらえるよう心がけています。

これからの目標

一日一日を大切に、一人ひとりを大切にすることを意識して活動していきたいです。

職場の雰囲気、働きやすさ

オンとオフを大切にして、良い雰囲気で仕事ができています。

出動や訓練が無いときは、事務などをやりながらコミュニケーションをとったり、一緒にご飯をつくったりしています。

消防士を目指す人へメッセージ

他の職業に比べて大変なことも多いですが、その分やりがいのある職業です。ぜひ一緒に働きましょう!

 

 

 

 

琴浦消防署 予防係 前田凜 【令和2年度採用】

消防職員を目指したきっかけは?

高校生のとき、西日本豪雨が発生し、部活の相手チームが来られなくなってしまったことがありました。被害を受けた方の為に自分も何かしたいと考えていた時、消防士が緊援隊として被災地に行き、救助活動行っているのを知って、消防士になりたいと思いました。

仕事のやりがい

住民の方が覚えていて感謝の言葉を伝えてくださった時、この仕事をしていてよかったなと感じます。

嬉しかったこと、印象に残っている出来事

救急現場で「女性がいてくれてほんとうによかった」と泣きながらお礼を言われたことが特に印象に残っています。話しかけやすい存在、安心感を与えられる存在になっていることが嬉しいです。

仕事をする上で大切にしていること、心がけていること

ほとんどの人にとって、救急車に乗ることは人生に一回あるかないかの経験で、救急車に乗ることに対して不安や恐怖を感じている方が多いです。そのような傷病者の方をしっかりと病院まで送り届け、少しでも安心してもらえるような丁寧な対応を心がけるようにしています。また、火災訓練などで保育園などに行くときも消防士ってかっこいい!と思ってもらえるよう、消防士としての自覚をもって、気を引き締めて行動するようにしています。

これからの目標

男女関係なく自分が出来ることは一生懸命やって、意欲的に勉強し、活動の幅を広げていきたいと思っています。自分が活動の幅を広げることで、今後入ってくる女性職員も様々なことに挑戦しやすい環境を作れるのではないかと考えています。

 

職場の雰囲気、働きやすさ

24時間一緒に過ごすので、家族のような雰囲気です。お互いに助け合いながら業務や訓練に取り組んでいます。

消防士を目指す人へメッセージ

AIや機械の仕事が増えていく中で、消防士という職業は人にしかできない仕事だと思っています。消防士という職業ほど、感謝の言葉を伝えてもらえる職業は他になく、やりがいをしっかり感じられる仕事だと思います。

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